仮想現実、熱狂がもうすぐ冷める理由

要約

バーチャルリアリティー(仮想現実、VR)ヘッドセットのメーカーは、2016年はVRの年だと考えている。台湾の宏達国際電子(HTC)の「Vive(バイブ)」ヘッドセット開発部門を統括するマーク・メティス氏は、その体験は「これまでのどんなコンピューティング体験とも根本的に異なる」と話す。しかし、コンテンツ制作者は違う見方をしている。VRはまだゴールデンタイム向けには準備できていないとの考えだ。こうした期待と現実との差は、VRをめぐる熱狂の列車がもうすぐ壁に激突することを意味している。

疑問

VR自体は素晴らしいし、体験してみたいが、一般向けにニーズがないのでは。

考え

今はニーズや価格帯の問題があるVR技術。スマートフォンが登場してまだ10年しか経ってないと思うと、VRが当たり前、私達が手にしているのはそう遠くはないのかもしれない。